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肝斑に効く薬

まず、美容外科医でのレーザー治療では肝斑の治療ができないということを認識しておいてください。レーザー治療というのは色素細胞などの細胞を破壊する治療法で、肝斑の場合は皮膚の内的要因が原因のものですから、細胞を破壊しても解決することにはならないのです。逆に肝斑をレーザーで刺激してしまうことによって悪化の可能性もあります。

そこで治療には内服薬が使われます。内服薬でよく使われるのはトラネキサム酸という色素沈着抑制効果のあるもので、内服薬の場合には、有効成分が血流によって皮膚を含む体内の隅々まで到達してくれるというメリットがあります。又、このトラネキサム酸はビタミンCと併用すると一層効果が安定するので、このふたつを合わせて服用するのが一般的となっています。

しかし、内服薬は有効ですが即効性があるというものではないので、服用後2か月程度は症状を見る必要があります。一般的には2か月の服用で、約8割の人が効果を実感できているようです。

この他では、2か月以内の服用が目安になっている第一三共ヘルスケアのトランシーノという薬があります。これは臨床試験によって2か月で充分な治療効果が認められているので、服用期間を2か月と定めています。こちらは、ドラッグストアで買える市販薬ですから、なかなか病院に行く時間がないという人にはいいかもしれません。しかし、トランシーノは肝斑専門の改善薬ですから、当然肝斑以外のシミには効果がありません。自分も判断で肝斑だと思っていても違うかもしれませんから、少なくとも一度は皮膚科で診断してもらった方がいいでしょう。

 

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