肝斑（かんぱん）原因と治療・予防対策

肝斑も含めてシミはいずれにしろやっかいなものです。正しくケアをしていけば、一度できてしまった肝斑でもいずれ消えますが、基本的には肌がターンオーバーするのを待つことになりますから、元に戻すのにはかなりの日数がかかり、ここでケアを怠ると再びできてしまいます。

以外に多くの人が肝斑やシミについて、ある程度の年をとったらできても仕方がないなどとあきらめてしまうのですが、これは必ずしも正しい認識とはいえません。肝斑は、肌の老化現象というよりも、肌を傷めている原因が繰り返えされてダメージとなって蓄積し、その結果が出ていると考えるべきで、年をとっているとダメージが蓄積されやすいということなのです。

では、肌にダメージを与える原因はといえば、まずは紫外線の影響があり、次に間違った肌のお手入れ方法や、不完全なクレンジング、又、肌に合っていない化粧品の使用も考えられます。これらを順番に解消していけばいいわけですが、まずは紫外線対策として、ファンデーションや化粧下地はUVケア効果のある製品を利用し、外出の際は必ず帽子をかぶる、といった基本的なことを積み重ねるだけでも肝斑に悩む確立はかなり低くなっていきます。うっかり、素肌で帽子ナシなどを注意しましょう。

又、以外に気を遣っていないのがクレンジングや洗顔のようです。効果の高いUVケア化粧品や美白化粧水を使うのはいいのですが、一日の終わりにしっかり除去できていなければ、これが就寝中に肌の負担となってしまいます。特にクレンジングした後の洗顔や、水分補給で肌の質はずいぶんと異なるものとなります。

洗顔剤は特に特別なものは必要ではなく、固形石鹸でも天然植物オイルを使用ものなら構いません。それを泡立てネットなどでしっかり泡立てて、その泡をクッションにするようにして摩擦を避けるようにして優しく洗うのがポイントです。すすぎもしっかり行いましょう。これでその後の化粧水やクリームの浸透性も全く違うことを実感できます。